猫々蹴球

ねこねこしゅーきゅー、と読むと大吉です。デレステブログになりつつありますが、アニメ感想と投稿SS、サッカーもありますヽ( ´▽`)ノ

才条 蓮さんの投稿SS11

機動戦士ガンダムSEED DESTINY SS

『最果てにある祈り』 第5話



心が宙ぶらりんになるというのはどういう感覚なのか分からない。


けど、ひょっとしたらいまのような感覚を言うのかもしれない。


ふと、そう思った。


隣にアスランさんが寄り添ってくれて………


心もアスランさんに委ねていることを。


ゆりかごののように人温もりの中で眠ることはそういう感覚になるようなきがした。















ふわふわしている………………。

















この感情は単に何がなんだか分からないぐらい高揚しているからなのか?


…………その辺のことは良く分からない。



……アスランさんの温もりの中で眠り幾分落ち着いたように思えた。


それなのにふわふわしているというのは何ともおかしな話だった。














欠けたものを流し込んでくれるような満足感


身も心も暖まるような充足感。


………そして、私は大切にされているのだという幸福感。













今の今まで自分が苦しんでいたというのもある。


人に抱かれて眠るというが初めてというのもあるかもしれない。


けど、『また今度も…』とアスランさんにお願いしたいくらい………
















母親のように抱かれて眠るというのは心地よいものだった………。








………。





……。







…………アスランさんは隣で寝ている。

少し取り乱していたのに、それでも私が眠るまで起きて寄り添ってくれたあたりはさすがだなと思った。


それからアスランさんは寝たのだろうが、私はそれでもよく眠れない。




………………。





………。




……。









そういえば、ミネルバの人はどうしているかな………?



ミネルバというよりかは姉の心配…という方が正しいのかもしれない。


私のせいで迷惑をかけたのは確かだと思う。


そう思うと胸が痛くなる。












……お姉ちゃんはしっかり生きているのだろうか。




私がいなかったら姉は頼りないところがある。


私がいるとお姉ちゃんはしっかりしようとする。













…………お姉ちゃん、しっかり生きてね……。





私はもう大丈夫だから。



……。







…。







私はアスランさんにまた抱きついた。





………彩ある充足感。






………いろいろなあたたかいものが流れ込んでくる……。

















お姉ちゃん……。


多分好きなひとが出来たと思う………。




















憧れとかいうんじゃなくて……




軽い気持ちなんじゃなくて……




本当に本当に好きになったひと。




その人の寂しさを苦しさを和らげて……支えたいと思った。




私が苦しいときは支えて欲しいと思った。
















……………アスランさん……………。














大切なひと……。



お姉ちゃんと同じぐらい。




………。


お姉ちゃんも大切な人。





ふたりともずっと一緒にいてほしい………。








……………。








…だから、今度再会したときは………。


























一緒に生きよう。














                  (終わり)

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