猫々蹴球

ねこねこしゅーきゅー、と読むと大吉です。デレステブログになりつつありますが、アニメ感想と投稿SS、サッカーもありますヽ( ´▽`)ノ

才条 蓮さんの投稿SS61

『星の輝く中に歌われた鎮魂歌』

1章「過去の清算」 第5話




コンコン…。




俺は家のドアをノックする。





『彼』とラクスが住んでいるいる家。




かなり簡素なつくりの家になっている。



丸太の木で作ってようなこの家は自然で生まれたような家だと感じさせた。




……恐らく、あえてそういう家にしたのだろうが。



この近くにある海……そしてこの丸太つくりの簡素な家。



これら全てが人間の太古からある自然と戯れることを求める心から作ったのだと思った。




なんとなくこういうのも『彼』を癒させるには効果的なのだろうと考えた。
























……ガチャ。



静かにドアが開く音。








「………ああ、アスラン様。」



「お久しぶりです。マルキオ導師………。」



盲目の初老の落ち着いた男性……というのがマルキオ導師の最初の印象だ。



普段はオーブ近海の孤島で孤児たちと共に暮らしている。



大戦の終結後は『彼』とラクスの2人を迎え入れ、一緒に暮らしているんだが……。



その穏やかな風貌と謙虚な姿勢では考えられないほどの信頼と権力を持っている方だな。



マルキオ導師本人はコーディネーターとナチュラル双方から信頼がある。



それに加えて、ジャンク屋ギルドを国際的な組織として認めさせるなど、その力はかなりのものだぞ……。



連合の外交官という肩書きも持っているな。ついでに言うと。






………俺みたいな軍人で育った人間にとって、彼が本当に善良な方なのか利権で動いているのかあるいは両方か……そういう風で見てしまうな。




……そういう利権で動いているのではないかという要素は少しはあるからな……。



何事にも注意を払っていいものだと思うが……。





「今日はどのような要件で……。」



「ラクスたちに会いに来て。」



「そうですか。『彼』は出かけておりますが、ラクス様ならいます。」



「そうですか……。では、ラクスと話しがしたいですね。」



「わかりました。それでは家にお上がりください。」




「ありがとうございます。」









今日はラクス一人か……。




まあ、ラクスと二人だったら両親の話もできるかもしれないなと思った。



ラクスだった俺を良い方向にアドバイスしてくれそうだし……。



昔は仲が良かったからな……親ぐるみで。














……………………………。











………………。










…………。















案内された部屋はリビングといえるような部屋。



中々シンプルで簡素な部屋になっているが、人を落ち着かせる雰囲気のある部屋だと思った。



観葉植物をおいたり……昔の暖炉まであるぞ。



宇宙に国家作るような時代の中では、自然と密着していてそれに準じた家具を置いている部屋だな。




それが多分落ち着かせる雰囲気を醸し出しているのだと思う。
















『テヤンデエ!!』





ピンクの丸型のものがこちらに向かってきている。



そう思ったら、こちらの手の平に乗ってきた。





「懐かしいな……ハロ。」





ハロは俺が作った丸型のロボットだ。



重力のあるところでも転がったり跳ねたりして、また無重力下では球体上部の左右に付けられているカバー2枚を、羽根のように羽ばたかせたりして移動する事ができる。




会話機能もついている。





よく分からないが関西弁だ…………。




ちなみにこのハロの塗装はピンクだが色んなバリエーションを作った。




ハロを言葉で説明するとこんな感じなんだろうが………。











俺が作ったていうのもあるし……ラクスガ大事にしているっていうのもあって……結構愛着があるんだよな。



そういう風なつくりになっているし………馴染み深い。



やはりこういうのを作っておいて良かったな。



昔の楽しい記憶とか思い出してくれるからな……………。









……今日はやけに感慨深いな。




















「久しぶりだな……ハロ。」




『マイド!!』






………一応喜んでくれているらしいな。





ラクスと同じで愛着が湧くと可愛いと思うものだな。




そう思い、俺はハロを撫でようとした。

























パク。
























「………パク?」








『マイド!!』






「…………………。」








噛んでいる。





ハロが。






………ちょっとショックだぞ。



飼い犬に噛まれた気分だ………。





いや、本当にそうなのか?















「離れろ。ハロ。」




俺はハロを無理やり手で取ろうとした。





『ハロハロ!!』





「くううううううううううう…………。」





離れない。



さすが俺の作ったロボットだ。中々な根性を持っている。




俺の作ったロボットだったら根性があるのかどうかしらないが……。
















「くおおおおおおおお………。」





あまりに離れようとしないので手を振り回してみる。





『ハロ!』





「離れろ………………!!」





そう念じてみてもハロは離れない。




流石俺の作ったロボットだ。




辛抱強いな。







「俺は製作者だぞ………………!!!!!!!!!!!」







思い切り振り回すとさすがのハロの離れていった。




その反動でハロは飛んでいった。




中空をさまよいながらハロは飛んでいく。




どこかしらあてもなく本当にさまよいながら………。





『ハロ!!』



















ガチャ。




「お待たせしましたね。アスラン。」







ガゴン!!!








……………飛んでいったハロが部屋に入ってきたラクスに当たったぞ…………。












「…………………………。」







「…………………………。」











「それで?わざわざわたくしの愛用するハロで狼藉はたらくために来てくださったのですか?」






『テヤンデェ!!!』







「……ご……誤解だ…………。」



                    (続く)

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2 Comments

蓮の花  

感想……ではないな(汗

 第5話を読ませていただいて、ちょっと気になった事を……。







>『彼』とラクスが住んでいるいる家。

 住んで“いる”家……ですよね?



>丸太の木で作ってようなこの家は自然で生まれたような家だと感じさせた

 ……(ーー;)??

 これはつまり“丸太を組み合わせて作られた自然の家”って事でいいですか?


 それと、ここを含める冒頭の数行で『家』という単語が乱発されているので、もう少し別の表現を用いた方が……(--;

 


>………俺みたいな軍人で育った人間にとって、彼が本当に善良な方なのか利権で動いているのかあるいは両方か……そういう風で見てしまうな。

 “軍隊”で、ですよね?
 それと、この次の行にある“そういう利権”とはどういう利権でしょう?
 
 

>よく分からないが関西弁だ…………。


 この世界では『日本語の中には“関西弁”というものが存在する』という事実が広く知れ渡ってるんですね。ここオーブですけど。
 後、作った本人が関西弁である理由を知らないのはどうしてでしょうか?



>思い切り振り回すとさすがのハロの離れていった。

>その反動でハロは飛んでいった。

>中空をさまよいながらハロは飛んでいく。

>どこかしらあてもなく本当にさまよいながら………。


 この4行は、どう見ても同じ内容な気がするんですが……。
 まとめれば1行で済むかと。
 




 ラクスの登場シーンについてですが、コミカルな演出を入れる必要性は感じられませんでした。
 普通に登場させるか、もしくは『わざわざ、わたくしの愛用するハロで~』の台詞の後に、彼女がどんな表情をしていたか(アスランからはどのように見えたか)を付け加えるべきです。

 例えば……

 『顔は笑っていた――目、以外が』
 『丁寧な口調で、それでいて絶対零度の声音だった』
  

 ってな感じの文を付け加えれば、コミカル度がUPしたように思われます。

 
 

 またしても勝手な事ばかり書いてしまいましたが……。
 全体的に、台詞を言った後のキャラの表情変化や心理などを、もう少し詳しく描写して欲しいと感じました。



 ……うん、感想を書こうとしたのに、それらしい事が1個も書かれてない(・∀・;)

2009/09/18 (Fri) 22:28 | EDIT | REPLY |   

才条 蓮  

まあ、その辺は蓮の花さんらしくて気にしませんよ。

いつもお世話になっております。
才条 蓮です。

いつも読んで頂き本当にうれしく思っております。才条 蓮としても、まあ……あまり突っ込まれないようには頑張っていきたいと思います。
確かに、アスランは関西弁を知っているのか機械のバグなんだかどうなんでしょうね。アスランは知らないという設定で書いたんですけどね。あまり器用な性格ではない彼がラクスを配慮して関西弁にした……なんてことがあまり考えることができなかったのであのような描写になったのだと思います。

悪いところは私も同人ゲームのシナリオライターをやっている関係もありまして、大変参考になります。ありがとうございます。今では一週間に100キロぐらい書いていると悪い点っていうのはいくらでも見つかりますからね。今度は逆に良いなども指摘していただけると嬉しいですね。
こういう物書きの職業っていうのは、昔の文章がなかなか書けなくなるっていうのがありますからね。自分も昔のような純粋な表現がなかなか書けなくなってきているな~~と思う点が多々あります。蓮の花さんだったら、そのような分析もできると思いますので。期待しております。

目汚し申し訳なかったです。
それでは失礼いたします。

2009年 9月19日 才条 蓮

2009/09/19 (Sat) 05:41 | REPLY |   

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