猫々蹴球

ねこねこしゅーきゅー、と読むと大吉です。デレステブログになりつつありますが、アニメ感想と投稿SS、サッカーもありますヽ( ´▽`)ノ

玉井よしあきさんの投稿SS7

機動戦士ガンダムSEED DESTINY SS

二人組(機動戦士ガンダムSEED DESTINYの章・追跡編)ファイナル



近くに止めてあった黒いストライクダガーと額に鉢巻をつけたジンに乗り込む二人はスローター・ダガーとゲイツRを片付け、一気にガンダムに向っていく。 
そしてその姿を視認し、大型ビームライフルを発射するストライクガンダムとバスターガンダム。
「死にに来るとはいい度胸だ。俺達が最強のコーディネーター連中であるアークエンジェルと手を結んだと知ってていっているのか」
最強連中と手を組むとは何と用心深い連中だ。
「だからどうだというのだ、ナキアの手下ハゲ!」
「俺はズワだ!そのイヤミったらしいセリフは、本物のクウジか。まさか、ここまでしつこく追いかけてくるとは思わなかったぞ」
「ナキアがいるところあれば俺はいつかはそこにやってくる!」
クウジの台詞を心底うんざり顔のズワ。
「最初に言っておくぞ! 俺はお前より確実に強い!」
「相変わらず前置きは忘れないのか、クウジ。どこまでもナキア様の邪魔をするつもりらしいな!」 

「悪いぃな!趣味なんだよっ!!」
と開始早々、ストライクダガーはストライクガンダムに近づき、すれ違い様に左肩を重斬刀で斬り落とそうとするが、後一歩のところでかわされ、逆にストライクガンダムのコンバットナイフ「アーマーシュナイダー」に斬りかかられてしまう。


一方、2体のガンダムに飛び掛る額に鉢巻をしたジン。
バスターガンダムの両肩に装備された220mm径6連装ミサイルポッドとデュエルが175mmグレネードランチャー装備57mm高エネルギービームライフルで攻撃してきたことと、安全な場所におびき寄せ
るために、慌てて飛びのく。
(特火重粒子砲のビームは一発しかない。一撃で決めないと……)


「畜生、流石はやられてくれないか。とはいえもうちょい、辛抱しないとな!」
と、クウジは愚痴りつつも、何とか左に動くことで間合いを取る。
「さーて……グラマルの方はどうなってる?」
ストライクガンダムを牽制しつつ、横目でモビルスーツの背後を見ると、OK!回収成功!と声に出さす口だけ動かしながら、ウズミウムダイヤの入った袋をこちらに見せているグラマルの姿が確認できる。
「よし……後は、グラマルをこの部屋から避難させて、こいつらを倒せば終わりだ」
「もっとも、金が貰える訳でもないし、無理して倒す必要はないがな」
ソロンが言う。
「いやだね。できれば俺はここでバビロニア帝国復活のための生贄とかほざいて俺を誘拐、殺そうとしたナキアの手下をぶちのめさないと気がすまねーな」
「わかったよ、よし!いくぞ!」
「おう!」
ストライクガンダム達からグラマルが死角になるように回り込みつつ、
「お待たせ!取って来たよ!」
「お!戻ってきたか!」
とその時、壁を盾にしているジンの前にグラマルが駆け寄ってくる。
「おし!んじゃ、グラマルはその宝石を安全な場所に持って行ってくれ!」
「OK!」 
そう言って、二機の側を駆け抜け、あっという間に視界から消えていくグラマル。
「よし、後はこいつらを倒すだけだな。さっさと決着をつけようぜ!」
とストライクガンダムに駆け寄る黒いストライクダガー。
「同感だ!」
加速してストライクダガーに急接近し、アーマーシュナイダーを振り下ろす。
その攻撃をストライクダガーはかわし、そのままストライクガンダムの背後に回りこみ、重斬刀を横に振るう。
ストライクガンダムは、この鋭い斬撃をシールドで防ごうとしたが先に斬撃が早かったために左腕が破壊された。
「ちっ!」
素早く退き、体勢を立て直すズワ。
しかし、クウジの追撃も早い。
ストライクダガーは再びストライクガンダムに接近し、一気に重斬刀を振り下ろす。
右腕のアーマーシュナイダーを前に突き出すストライクガンダム。刹那の勝負。
そして、二人のパイロットは、それぞれが自分の勝利と敗北を感じ取った。勝者は、
「勝負あったぜ」
クウジ。勝負を分けたのは、武器のリーチ差。
ジンはデュエルガンダムとバスターガンダムが弾切れになったところ、チャンスと判断し、特火重粒子砲を構える。
隙ありと二機に意図的に近寄らせ、一発でデュエルガンダムの右腕とバスターガンダムと夫々の武器を破壊する。
が、その程度で倒せるわけも無く、鉢巻をつけたジンは二体のガンダムが手足にしがみつかれてしまう!
「さっさとナキアの居場所を教えろ」
ストライクガンダムに重斬刀を突きつける黒いストライクダガー。
「いうものか。こうなったら、クウジ、貴様を道連れにしてやる!!」
そういうと、ストライクガンダムはクウジが乗るストライクダガーを体当たりで突き飛ばす!
「まだ、やるか!」
と、クウジが乗るストライクダガーは重斬刀で足を斬り、行動不能にする。
「もはやこれまで、後一分で我々の機体は自爆する………」
ズワの一言に驚く二人。
「冗談じゃないぜ!俺にはまだやることがあるのに!」
クウジは助かっているからとにかく、ソロンののるジンは組み付かれているのでこのままでは確実に葬られる。
「クウジではなかったのは残念だが、仲間であるお前を道連れにすれば、少なくともクウジの戦力は当分、弱体化するのは間違いない……坊主、クウジの仲間になったことをあの世で後悔するがいい」
出口を塞がれて逃げられないソロン。
その状況をみて悔しそうな表情のクウジ。
「後、四十秒。やばい……もう駄目か?!」
……と、その時。
「な、何だ!?」
グラマルの背後から例の仮面を被った白い影が現れる!
「危機一髪のところで姿を現す………ってまるで正義の味方だよ!!」
と、慌てて、飛び退るグラマルを尻目に、無言でその白い影が駆け寄る先は、デュエルガンダムとバスターガンダムに組み付かれたソロンが乗る額に鉢巻をしたジンのいる場所……。
「……まさか、あんたがソロンが探しているヒンデルなのか?」 
だが、それには答えず、そのまま黒いストライクダガーの側を素早く駆け抜け………白い影はソロンが乗るジンの操縦部屋ごとバスターガンダムの右腕を剣で切り刻むと、
「くっ!も、もう駄目だ…………!」
今正に力尽きそうになっているソロンの手を引っ張り、
「え……………?」
白い影から何をいわれたのか呆気にとられた表情をするソロン。
そんなソロンをクウジが倒れている場所に向かって乱暴に放り投げる。
「ナキア様、ゴキブリ以上にしぶとい邪魔者二人を排除できなかった我らをお許しください」
ソロンの無事を歯噛みするズワ達。
一方で、白い影はソロンの無事を確認した後、自分はモビルスーツから離れ、何処へとも去っていった。
「だが、これで勝ったと思うなよ、お前ら。例え俺が死んでもアークエンジェルがこの世界での強豪が俺の遺志を継ぎ、ナキア様に協力してくれる。よって、お前たちはナキア様のこの世界をバビロニア帝国が支配する切実なる願いを妨げることはできんのだ!」
とズワはクウジとソロンに向かってのろいの言葉を呟いた後、ストライクガンダムは自爆する。
「ふぅ……やっと収まったか。おそらく、奴らはジャンク屋か軍に所属していないためか装備が余り充実していなかったのだろう。そのためか、時限式だったのが幸いだった。じゃなかったら俺たちは今頃あの世行きだぜ」
辺りに静寂が戻ったのを確認してからゆっくりと立ち上がるクウジ。
「あー、ビックリした。もし、あの白い影の助けが無かったらソロンは絶対に死んだよ」
この台詞は安全な場所で見物していたグラマル。
「……あの白い影…………最後に俺を助けてくれた…」
その場に倒れながら、天井を見つめつつそう言うソロン。
「ああ…そうだな。あの白い影……もしかしたら、ホントにお前が探していたヒンデルだったのかもな」
「あぁ、クウジ。ヒンデル兄さんが生きていた。ここでいうのも何だが思い残したことがあって死ねなかったかも」
「俺もそう思う。幻がモビルスーツを剣で斬ったり、お前の手を引っ張ったり、安全な場所へ放り投げる真似わけ無いからな」
とクウジが言っているそばで行き成り落ち込み始めるソロン。
「そうか、今後を思うと怖くなったか?無理も無い、キラ・ヤマト達と戦わないといけないからな。俺は怖くは無い。これまで通りナキア復讐の邪魔をする奴は……………」 
「ちがう、拒否された…………」
ソロンはクウジが予想していない彼の返答に戸惑っているのをよそに、続けて
「これ以上俺に関わると命を落とすことになるかもしれないぞと兄さんにいわれた」
と涙目でブツブツ言い始めたので、意気込む気になれないクウジであった。


「ブツブツ……ヒンデル兄さんに……拒否…拒否された……」
「……おい、危ない奴に見えるから、いい加減やめろよ」
ダンジョンの外に出ても、そう涙目でつぶやき続けるソロンにうんざりとした表情のクウジ。
「うぅ……何でだよ、兄さん…………」
「ったく……んじゃ、首都に戻って仕事を終わらせて来ようぜ」
「ほい、じゃあ、ウズミウムダイヤを返すよ」
そう言って、袋をクウジに渡すグラマル。
「ん。ご苦労さん。んじゃ、これを届けてきてからでも一杯やるか?」
「いや……止めとくよ。あんた達と俺が一杯やってたら、余計な誤解を招きそうだしね」
宝石を盗んだ者とそれを取り返しに来た者……。
そんな両者が仕事の後に、一緒に行動する事は、確かに余計な疑惑を生じかねさせない。
「あー…なるほどな。んじゃ、あんたとはここでお別れだな」
「ああ。それじゃあ、また機会があれば会おう」
「ま、その時は敵同士かも知れんがな」
「かもね。ま、それならそれで楽しみではあるけどな」
「ふん、言うじゃねーか。ま、そう言う事で……またな」
「ん。ではまた~」
「……………………………兄さん、あんなことしなくても」
こうして、この急造パーティーは解散し、二人はカガリに宝石を届けるべく、首都へと向う事にするのであった。

 

~カガリ邸~

「お前らならやってくれると思っていたよ!」
「ふん、相変わらず現金なババァだぜ」
早速、カガリ宅へと向かい、取り返した旨をそれまでの経緯と共に伝えたところ、狂喜乱舞な様子のカガリ。
「まぁまぁ……で、早くウズミウムダイヤを返してくれよ」
「あ、その前に、この宝石を取り返すのに結構金がかかったんだ。依頼料はその経費を含めたものにしてもらおうか」
「え……?一体いくらかかったんだ?」
「10万ドルだ」
「じゅ、10万ドル!?」
「生憎、既に闇市に出回っててな。それを買い取ったんだ。文句言うな」
実はグラマルから直接買い取ったと……更にその値段を自らつりあげたことは、当然ながら黙っているクウジであった。
「むぅ……仕方ない。信用には変えられない。わかった、用意しよう」
「殊勝な事を言うじゃねーか。いいだろう。んじゃ、これが宝石だ。受け取れ」
そう言って、布袋に入ったそれを渡すクウジ。
「ふ……ありがとさん。んじゃ、これが依頼料だ」
そう言って、依頼料が入ったものらしき袋を渡すカガリ。
「ん。さーて、中身はいくら入ってるのか……って、おい!」
と、その時、袋の中身を見て顔色を変えるクウジ。
「あ?どうかしたか?」
「どうかしたかじゃねぇYO!全然足りねぇじゃねぇか!」
その袋に入った貨幣は銀貨ばかり……これではどう見ても5000ドルがせいぜいである。
「そうか?探索の依頼料としては相場的にあってると思うがな?」
「そうじゃねぇ!さっき言ったろ!10万ドルだよ!」
「ふ……そんな話を飲める訳ねーだろ?」
「な…何だと!?お前、さっき信用には変えられないとか言ってたじゃねぇか!」
「ああ。それは国民や貿易相手であるマーシャン、そしてキラ達の事さ。お前ら人間の屑共の事じゃないね」
「な、何ぃ!?」
「大体、闇市から買ってきただと?そんな証拠があるのか?ある訳ないよな?何せ、盗品を足がつかないように売買するのが闇市なんだからよ!」
カガリの言っていることは正論なので反論できないクウジ。
「ま、お前らとは顔見知りの私としては、お前らの事を信用してやりたいが……。お前らが、私から大金をせしめる為に10万とか言ってる可能性は否定できないなぁ?」
「お、お前……それが依頼を引き受けた人に対して言うセリフか!?」
「そうだな。でも金は人を変えるんだ。お前らの事を信用してる私に対して、お前らは、私が出世した事を妬んで金をせしめようとする……全く、世も末だねェ」
「て、てめぇ!おい!ソロン!お前も何か言ってやれ!」
「……………………………ヒンデル……兄さん…何故なんだ…………」
現時点でも涙目でブツブツ言うソロンにクウジは言葉を失う。
「ま、それでも依頼料はちゃんと払ったんだ。これで契約成立。ご苦労さん。ではまた。ばいばい。出口はあちら」
そう言って、人を馬鹿にしたような口調でそう言うカガリ。
「……そうか、改めてよおぉーくわかったぜ。それが実直といわれたお前のやり方って訳か」
「人聞きの悪い事を言うなよ。騙そうとしてるのはお前らなんだからな」
「……ああ、そうかよ。そういうことにしておいてやるぜ!ありがたく思うんだな」
「あ、言っとくが、私に手を出したら警備兵が黙っていないぞ。お前らがここに来てる事は、ちゃんと女中たちに知らせてあるからな」
「ふん、お前のような身勝手極まりない人間の屑の極みの相手なんて、手をあげる価値も気力もねーよ。もうお前とはこれっきりだ。二度と会うこともねーだろう」
「おいおい、そんなみずくさい事言ったり、私を人間の屑呼ばわりするなよ。私はお前たちの命の恩人だろ?」
「……ふん、俺の恩人のカガリはもういねーよ」
「何ッ!?」と、クウジの台詞に眉を吊り上げるカガリ。
「弱虫で短気でファザコンで、身勝手な奴だったが……俺の知ってるカガリは、金で他人を裏切るような真似だけは、決してしなかったぜ」
「………ああ、私も裏切られて悲しいよ」
「言ってろ!10万ドルは、お前との手切れ金としてくれてやるよ!お前とはもうさよならだ!行くぞ!ソロン!」
「カガリさん……あなたは、最も大切な信頼を個人的な損得感情で失っちゃったな」
と涙目になるのをようやくやめたソロン。
「ふん!……今後の貿易相手であるマーシャンとキラ達との信頼はとにかく…………お前らのような人間の屑共との信頼なんてないほうがいいよ!二度と来るな!」
こうしてカガリの家を去っていくクウジ達であった。
「ちっ!悪いのはあいつらのくせに……!10万なんて払えるかよ!」
二人が去った後も、憤然とした様子で辺りをうろつくカガリ。
「ふん…これで、不本意ながら結婚も上手く行くし、キラ達も納得してくれる。国民だって私を無能扱いしなくなるだろう……万々歳じゃないか。それなのに……くそっ!あの人間の屑共と来たら後味の悪い去り方しやがって!」
そう言って、カガリは苛立たしげに吐き捨てる。
そして、そのまま暫く辺りをウロウロしていたカガリだったが……
「……さて、ウズミウムダイヤを元の場所に戻すか」
そう言いながら、布の袋を開け、中からウズミウムダイヤを取り出すカガリ。
「ふん…相も変わらず、透き通った綺麗な宝石だなあ。さすが世界で五本の指に入るだけの事はある」

それをじっと見つめながら…………
「だが……別に物凄く魅力的でもなんでもないな。ち、こいつのせいであいつらとの縁が切れたのか……」
そう呟きながら、クウジが先程報告していた、この宝石を取り返す時の苦労話を思い出すカガリ。
「…あいつら、本当にそこまでしてこれを取り返して来たのか?私の為に……命をかけて………?ち…それが本当なら、私は……………くそ!」
そう言って、その宝石を箱に詰め、屋敷を飛び出す!


現在、そのまま首都を出て行こうと飛行場に向っている二人。
そしてそんな二人の話題は、当然と言うべきかカガリに関するものであり……
「ち…胸くそ悪ぃぜ!あの馬鹿カガリが!」
「ま、仕方ないだろ。こっちも10万ゴールドは、さすがにふっかけ過ぎた気もするし」
「そう言う事じゃねぇ!あいつは俺らとの友情よりも金をとったんだぞ!?」
「ふ……ん?昔から結構身勝手な人扱いをしてた割に、カガリの事をちゃんと恩人として認めてたんだな」
「ふん!だが、もうそれも終わりだ!もうあいつとは何もねぇ!」
「なるほど…………」
「そう言うお前はどうなんだよ!むかつかねーのか!?」
クウジはソロンに尋ねる。
「別に。俺は正直、あのカガリの皺塗れに関するものは、どうでもいいからな……」
「……ほー。って事は、俺もその中に入ってるのか」
「何だ?むかついてるからって、こっちに八つ当たりするなよ」
「ふん!てめぇはそう言うとこがあるよな!クールな風に見せようとしちゃって!」
「…………何だと?」
「あ!そうか!お前はダチよりも己の兄貴的存在の方が大事なんだよな!」
「……………面白い事を言うじゃないか」
「そうか。それなら笑えよ!ほら!あっはっはーってな!」
「あっはっはー!」
ソロンの笑い声に完全にクウジは怒る気力を完全になくしてしまう。
「ま、飛行場に着いた事だし、愚痴なら飛行機の中で聞いてやるよ。ほら、ちょっとはジュースもあるしな」
そう言って、液体の入った瓶を見せるソロン。
「……じゃ、他の国に行こうぜ」
「ああ……そうだな。……悪かった」
そんなクウジに対し、無言で軽く肩に手を置くソロン。
こうして次の目的地に行く為、飛行場に向かおうとする二人だったが……。

「ちょっと待ったー!待ってくれ!」

そんな二人に対し、かけられる大声。
振り返った二人に向って、必死に走り寄ってくるその人物………
「はぁ、はぁ、はぁ……黙って、オーブを出て行こうとするなんて酷いじゃないか」
その男はホテルのマスターである。
「……別に、報告する義務はねーしな」
「それより……商売は?」
「そんなのどうだっていい!今はそれよりもお前らに言いたい事がある!」
「とりあえず聞くだけ……聞こうか」
「ああ………………」
「お前ら……!お前ら………!」
そう言って、万感の思いに言葉を詰まらせながらも、大きく息を吸い込み…………そして…………………

「お代っ!」

思いのたけを、その一言にこめるマスターであった。
「あ…ソロン、そういや、忘れてたな」
「ああ、俺もすっかり忘れてたよ」
マスターの台詞で思い出す二人。
「いいから払えよ!」
 

一方その頃……
「これがウズミウムダイヤなんだ。綺麗じゃないかァ。君は僕との結婚式でこれを指輪につけようということなんだね?ここまでカガリが僕のこと……いや、ほんの少しだが国の将来を考えるようになるとはこの国の代表らしくなったじゃないか」
「は、はぁ……そ、そりゃどうも」
玄関を出た時に、丁度結婚式の打ち合わせのためにこの邸に寄ったユウナと出くわしてしまい、友情回復のチャンスを逃してしまうカガリであった。


余談だが後にカガリはユウナ・ロマ・セイランとの結婚式に突如乱入したフリーダムガンダムに浚われる。
これは第13話と第14話の間に起きた出来事である。

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○あとがきらしき

 
ここからは筆者による盛大な独り言です。
 
ここから主な登場キャラについてコメント……って自己満足な内容ですが(汗)
ちなみに機動戦士ガンダムSEED DESTINY本編に登場している人に関しては作品の方を見てください


○クウジ
 
 外見イメージは黒髪でメガネをかけている目つきが悪い日本人以外特に無い。
 主役……年齢は16歳の傭兵なんだが依頼はきっちりこなすのに己の流されやすい性格が災いして報酬を得た率は少ない少年。

○ソロン
 
 外見イメージは黒髪の日本人以外特に無いが、年齢16歳の傭兵。
 救いようがない程極度の方向音痴&絵が二歳児よりも下手。


○グラマル

 自称究極の大盗賊を目指す者と年齢が16歳のナチュラル以外のナゾ多き少年。
 盗賊なのに罠に精通していたり、気配に異常に敏感であったり、その気配を消す事に長けていたり、薬関連にも精通している。


○テルーラ

 グラマルの師匠。
 なので彼も大盗賊以外なのは不明。
 クウジは師匠から彼の存在は聞かされているので噂として知っている。


○ズワ

 今回のクウジの宿敵であるナキアの手下の一人で、クウジ曰く「ナキアの手下ハゲ」。


○ナキア

 ズワの上司で、クウジは彼女の世界征服の邪魔をするためにこの世界に来た。
 現時点ではそれ以外不明。


○ヒンデル

 ソロンが探している仮面の男。


……私オリジナルの人物紹介を書きました。結局何が言いたかったのかと言うと彼らの活躍の舞台は機動戦士ガンダムSEEDの世界だけでなはないということのみです。
もし、その駄文にお付き合いいただける方がいらっしゃいましたら、その時はどうか二人組をよろしくお願いいたします。


<2008/03/16掲載>

 SS(投稿作品) 管理用2

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